この会社の社員研修がすごい!

そもそも社員研修は必要?

社員研修は企業が社員に対して、実際の業務遂行に必要と考えられる能力の向上を意図して実施するものです。社会人としてのマナーや基本的な業務手法などを教育する新人研修や、中堅社員のさらなる飛躍を目指したスキルアップ研修、管理職候補を育てるマネジメント研修などがあります。実務の技術は、効率や実状に合わせるためにもOJT(オンザジョブトレーニング)で身に付けさせる企業が多いのですが、それだけでは実務以外の部分は自己研鑽に頼ることになってしまいます。これでは社員個人単位で見ると各種能力パラメータが偏る可能性がありますし、社員全体で見てもバランスに欠いた集団になるリスクがあります。
そこで、業務遂行上の様々なスキル向上に加えて、社員としての心構えや考え方、行動規範といったマインド部分を織り交ぜた社員研修を行う価値が出てくるのです。最近では、研修効率を上げる意味からも、各社創意工夫を凝らした研修が増えています。

ここまでやるの?趣向を凝らした研修

社員研修と聞けば、座学で講習を受けるシーンが真っ先に浮かぶのではないでしょうか?しかし世の中には、想像を超える研修を実施している企業もあります。
例えば、ある飲食チェーンの新人研修では、山中で軍隊の様な生活を送りながら、規律や集団行動の大切さと同時にビジネスマナーなどを学びます。また別の食品メーカーでは、忍耐力を身に付けるために数10kmを夜通しかけて歩く山行が研修とされています。その他にも、限られた道具からアイデアを生み出す訓練として、無人島や山の中で一定期間のサバイバルを行なったり、自社製品の原料となる小麦や米などを育てる農業体験や、接客マナーの究極として幼稚園での育児研修などまであります。
これだけを聞くと、奇をてらった突飛なアイデアと感じてしまいますが、社員の多くが居眠りしている座学よりも、よほど社員の記憶に残りますので、動機付けを十分に行い、目的に沿った内容であれば効果は大きいと考えられます。機会があれば、ぜひ一度この様な研修に挑戦してみてはいかがでしょうか?